ただ見るだけじゃダメ！戸建て見学時にチェックすべきポイント【浴室・洗面・トイレ・居室】
こんにちは！
ウッドボックス高知の岡村です。
本日は、「ただ見るだけじゃダメ！戸建て見学時にチェックすべきポイント【浴室・洗面・トイレ・居室】」と題して、戸建ての完成見学会に行く際のチェックポイントをご紹介します。
4回に渡りご紹介しましたが「浴室・洗面・トイレ・居室」にて最終回です。
前回までの記事を読まれた方は、戸建て見学の際にどのように見て回ればよいのか、段々ポイントをつかんできていらっしゃるかもしれません。
そうは言ってもリビングやキッチンとは違った視点で、チェックするポイントがあります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
浴室・洗面・トイレを見てみよう！
【浴室】
お風呂は一日の疲れをとる癒やしの空間ですよね。
最近はシステムバスといって、床・壁・天井・浴槽がセットになった浴室が主流。
もしかしたら見学会では、タイルを施したこだわりのお風呂に出会えるかもしれませんよ。
・システムバスかタイルなど在来のお風呂か
最近ではお掃除や施工のしやすさと、種類の豊富さからシステムバスが主流ではありますが、すてきなタイルをあしらった在来のお風呂も雰囲気があってすてきですよ！
もし見学会で見る機会があったら、チェックしてみてください。
・窓の位置
浴室において、日中でもやわらかな日差しがふりそそぐ明るい浴室は憧れますよね？
ただしプライベートを重視したい場所なので、窓の設置には注意が必要です。
外からの視線を遮りつつ開放的な浴室にする工夫がしてあったら、ぜひ参考用として写真におさめるのがオススメ！
システムバスは窓の仕様も限られるため、気になる窓のレイアウトがあれば、現地で品番やメーカーを確認しておいてください。
写真や品番があれば、後日システムバスのメーカーへスムーズに、設置可否を確認できます。
・広さの確認
もしご家族でいらっしゃっているのであれば、浴室の広さも確認しておくとよいでしょう。
ご主人の体が大きいと、お子さまとお風呂に入った時に、1坪の一般的なお風呂は狭く感じてしまうかもしれません。
また浴槽の形も、さまざまです。
もし可能なら、お子さまと浴槽部分にはいって、体感してみてください。
・脱衣場の広さと使い勝手
意外に盲点なのが脱衣場です。
脱衣場に洗濯機を置くご家庭は多いのですが、もしドラム式洗濯機を設置する場合、そのまま衣類を乾燥されませんか？
そうなるとそのまま脱衣場で収納を完了できたら、とても効率的ですよね。
最近は花粉症の観点からも室内干しも増えているため、脱衣場に室内物干しを兼ねる場合もあります。
またすぐそばにベランダがあれば、さらに屋外に干す時も効率的です。
見学会場の脱衣場はどのような工夫がされているか、そしてお客様はどのような脱衣場にしたいのか、現地を参考にしつつ普段の動線を考慮して構想してみてください。
【洗面所】
洗面スペースはご家庭の使い方で選ばれるデザインもさまざま。
たとえば、
「ガシガシ靴や汚れたものを洗いたい！」
「わんちゃんのシャンプーを洗面化粧台でしたい！」
そんな場合は、洗面ボウルが大きなシャワー付きの洗面化粧台が合いますよね。
逆に「お客様にも使っていただきたい！」
「高級ホテルのような洗面スペースに憧れる！」
というお客様には、洗練されたデザインの洗面カウンターなどが合いそうです。
使い方によって、選ぶ器具もさまざま。
ぜひ、現地の洗面スペースをどんな風に使われるのか想像しつつチェックしてみてくださいね。
【トイレ】
トイレも使われるお客様によって、さまざまなデザインがあります。
どのデザインであれ、必ず押さえておきたいポイントは清掃性。
ぜひ、見学会場のアイデアをチェックしてみましょう。
・空間の広さとお掃除のしやすさ
トイレも洗面所と同じように、必要最低限でお掃除しやすさ重視のお客様と来客時やご自身の癒やしの空間として、徹底的にこだわってつくるお客様もいらっしゃいます。
たとえばトイレの中に手洗い器をつけるか、どうか？
スペースがあれば手洗い器はあったほうが、使い勝手もよく、デザインによっては高級ホテルのようなオシャレな空間になります。
問題はスペースがあまりない場合。
狭い空間に手洗い器をつけると、お掃除がしにくいなどもデメリットも発生します。
また、便器も同じくです。
最近はお掃除のしやすい便器が各メーカーから出ています。
便器の内側以上に面倒なのが、便器のハチの側面や奥側の床掃除。
ほこりがたまりやすいトイレ奥の床掃除は、トイレスペースが広いと問題ありませんが、狭いと手が届きにくく掃除をストレスに感じてしまいます。
便器の奥行やデザイン、床まわりの掃除のしやすさなども注目しながら見てみてくださいね。
・窓の位置
トイレの窓はあまり重視されないかもしれませんが、やはりあったほうがいいでしょう。
採光や換気目的もありますが、トイレはほとんどが狭く閉ざされた空間のため、窓があるだけで空間に広がりがでます。
こちらもお風呂と同じくプライベート空間のため、目隠しをしながらどんな風に窓を設置してあるのかチェックしてみてくださいね。
・収納
トイレ内のスペースが限られているので、選べる収納サイズも限られるかもしれませんが、やはりトイレ空間に収納スペースはあったほうが何かと便利です。
インスタなどでは、おしゃれなかごにトイレットペーパーをお団子のように積み重ねたり、ディッシュスタンドを使った収納など、さまざまなアイデアが見られます。
またトイレ内にカウンターがあるだけでも、カウンター上に飾ったり、下に別の収納と組み合わせてみたり、いろんな工夫ができますよね。
見学会場でオシャレな収納ワザがあれば、ぜひ写真におさめておきましょう。
居室もイメージしながら見てみよう！
【居室】
一見すると、そこまで見るポイントがなさそうな居室こそ、いろいろと考えなくてはならないことがあります。
以下に列挙します。
- コンセント位置
- テレビアンテナ取り出し口
- 窓の位置・高さ
- カーテンの種類
- 照明の種類と位置
- クローゼットまたは押し入れなどの収納
- エアコンの取付け位置
- 換気口取付け位置
- ドアの種類（開き戸、引戸など）
これまで他の部位で数々のチェックポイントをお伝えしましたので、ここでは細かい内容のご説明はしませんが、居室についても配置する家具や設備のことを考えて設計しないと、
「家具がおさまらない。」
「収納が足りない」
「子供部屋に2段ベッドを置きたいのに、エアコンの位置が近すぎておけない」
「ドアにぶつかるから、家具が置けない！
などと、トラブルになる場合がございます。
見学会では、どのように居室の工夫がなされているのか、洋服のしまう場所は部屋のクローゼットなのか、脱衣場にタンスなどキャビネットを置いているのかなど、さまざまなところにアンテナを張り巡らせて、チェックしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか？
今回は、「ただ見るだけじゃダメ！戸建て見学時にチェックすべきポイント【浴室・洗面・トイレ・居室】」についてご紹介しました。
まとめますと
どのような製品でどんな暮らしがしたいかを想像しつつ、お部屋の広さや水廻りのデザインや使い勝手を見たり体感し、イメージを確定していく。
また居室においてはぜひ、今の生活で不便に感じてること、逆にこれは新居でも続けたいと思うことを書き出し、見比べながら見学するとよいでしょう。
そして現地で発見したステキなアイデアは写真やメモに残しどんどんストックしておきましょう！
以上で戸建て見学の際に気を付けるポイントは完結です。
4回に渡りお付き合いいただきありがとうございました。
次回はまたあらたな話題をピックアップしますので、お楽しみにお待ちくださいませ。
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