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【後半】吹き抜け+リビングのデメリットとその対策とは?

こんにちは!

ウッドボックス高知の岡村です。

 

本日は、「【後半】吹き抜け+リビングのデメリットとその対策とは?」と題して、吹き抜けのあるリビングのデメリットについてご紹介します。

 

お客様とお打合せさせていただいていますと、吹き抜け+リビングのある住まいは、開放感があるがゆえに、

 

「冬場は寒そう…」

「空間が広いから光熱費が心配」

「高いところの器具のメンテナンスが大変そう…」

 

など、不安の声をいただくこともあります。

 

事前にデメリットを知っておくことで、メリットを最大限に生かしながら、対策をとることができます。

 

この記事では、吹き抜け+リビングのある暮らしのデメリットとその対策について詳しくご紹介します。

 

せひ、最後まで目を通していただき、吹き抜けのあるリビングへの不安を解消しましょう!

 

【吹き抜け+リビング】デメリットとは?

①暖房効率が下がる

吹き抜けのあるリビングでは、窓の数が多かったり、外壁に接触する部分が増えるため、どうしても外気の影響を受けやすく暖房効率は下がりがちです。

 

また、空間自体が広くなるため、冷暖房のスイッチをつけてから、お部屋全体が設定温度に達するまでの時間が長くなってしまします。

 

②照明の交換、天井付近の器具の掃除が大変

吹き抜けをつくった時はデザインばかりに目がいってしまい、ついつい忘れがちなのが、メンテナンスについてです。

 

吹き抜けにすると、照明やエアコン、窓など高いところに器具を設置します。

 

「電球が切れたらどうやって交換したらいいんだう…。」

「エアコンや窓の掃除はどうする?」

 

いざ、家を建ててから気づいても限られた対策しかとることができません。

 

メンテナンスのたびに業者を呼び、必要以上にお金がかかってしまったり、脚立などからの落下の危険性なども心配です。

 

③音やニオイが広がる

吹き抜けは、1階と2階との間に仕切りがないため、どうしても匂いは高い方へ向かって流れてしまいます。

 

また、忘れがちなのが、音の問題。

  • 食器を片付ける音
  • テレビの音
  • 会話をする声

など空間につながりができる分、生活音が広がりやすいのが難点です。

 

また、気づきにくいのが、テレビの音。

リビングで見ている側は開放的な空間がゆえに音が聞こえづらくなります。

逆に2階では、テレビの音が筒抜けでうるさく感じてしまうのです。

 

そういった音の問題は、生活していく上で日常的にストレスがかかりやすく、注意が必要です。

 

【吹き抜け+リビング】を成功させるための6つの対策ポイント

対策その①断熱性を高める

吹き抜けの暖房効率をあげるには、断熱性を高めることがとても重要です。

 

窓の断熱はもちろんのこと、壁や床など家全体に断熱性能が高いことが望ましいです。

 

幸い、現在の住宅はほとんどが断熱性能に配慮した住宅になっています。

 

ウッドボックスでも、窓は断熱樹脂サッシ、床・壁・天井には次世代省エネ基準の高い断熱材を使用しているため、「夏涼しく・冬暖かい」を叶えます。

 

対策その②シーリングファンや床暖房を設置する

天井にシーリングファンを設置することで、空気を循環させ、風通しの良い家にできます。

 

シーリングファンはデザインに注目されがちですが、吹き抜けのあるリビングではその機能性が大活躍します。

 

夏の冷房時には、下向き回転でゆったりとした気流を天井側から送ります。

 

そうすることで、体感温度を下げる効果があります。

 

逆に冬は上向き回転で天井にある暖気を拡散させます。

 

すると、室内の温度ムラが和らぎ、足元まで暖かさを広げることができます。

 

また、冬の寒さ対策には、床暖房ホットカーペットなど、足元をあたためると体感温度がアップするのでオススメです。

 

対策その③照明は必要な場所に個別に取り付ける

吹き抜けに照明を取り付ける場合、リビングへの採光を確保するために、ワット数を上げたり、灯数を増やさなくてはなりません。

 

それよりも明かりが必要な場所にお部屋のインテリアや演出を兼ねて設置するほうが、よりすてきですよね。

 

具体的には、スポットライトやペンダントライト、ブラケットライトなどをメンテナンスが可能な場所を意識しつつ、必要な場所に取り付けることがオススメです。

 

また、間接照明でお部屋を演出することにより、夜もおしゃれで癒やされる空間になりますよ。

 

対策その④高所の器具はメンテナンス性を考慮した位置や工夫を

吹き抜けのデザインにばかり気をとられてしまうと、のちのち

 

「お掃除がしづらい」

「修理で高所作業台で高い費用を取られた」

 

などといった問題が発生することになりかねません。

 

高いところの器具は、お掃除も大変ですし、修理や点検をする時も大変です。

 

設計段階できちんと工務店担当と相談し、メンテナンス性も考慮した配置や、つくりにしてもらいましょう。

 

具体的には、キャットウォークを設置し、高所での足場をあらかじめ作っておりたり、はしごをかけやすいつくりにしてもらう、点検口を設置するなど、のちのちのメンテナンスを考慮した工夫が大切です。

 

対策その④キッチン周りを半個室にする

最近ではキッチンもリビングの一つになり、奥様がお料理中でもご家族との対話ができる、対面型のキッチンが主流になっています。

 

しかしながら、キッチンにおいては上手に壁を利用しないと、ニオイや油を含んだ空気が広がり、リビングの壁がベトベトになったり、2階に匂いがこもったりと暮らしの面では、問題となる場合があります。

 

そこでおすすめなのが、半個室タイプのキッチンです。

 

半個室とは、キッチン部分の天井やコンロ周辺に壁を設けることです。

 

適度なオープン感を保ちながら、半個室にすることでニオイや汚れた空気が広がるのを防ぎます。

 

カウンターキッチンにすれば、リビング側からの生活感を隠しながらオシャレ空間も維持できますよ。

 

対策その⑤防音対策をする

吹き抜けのあるリビングで住みはじめてから気づくのが、音の問題

 

「出張で早出なのに、うるさくて眠れない!」

 

「1階の音が気になって勉強に集中できない!」

 

と、せっかくのおしゃれなリビングが不満の種になる可能性があります。

 

音対策としては、以下が効果的です。

  • 2階のお部屋のドアや壁を防音仕様にする
  • 音が響くと困る家族の部屋は吹き抜けから遠ざける
  • 引き戸は避ける(隙間から音が入り込みやすい)
  • リビングが見下ろせる窓はやめておく(音が漏れやすい)

 

その家のつくりや広さによって、設計段階であれば、まだまだできる対策がありますので、吹き抜けのあるリビングをつくる際は設計士さんとよく相談してくださいね。

 

リビング階段 画像

まとめ

今回は「【後半】吹き抜け+リビングのデメリットとその対策とは?」についてご紹介しました。

 

吹き抜け+リビングのデメリットと対策をまとめますと

②暖房効率が下がる

断熱性を高める

・シーリングファンや床暖房を設置する

 

③照明の交換、天井付近の器具の掃除が大変

・照明は必要な場所に個別に取り付ける

・高所の器具はメンテナンス性を考慮した位置や工夫を

 

④音やニオイが広がる

キッチン周りを半個室にする

・防音対策をする

 

いかがでしょうか。吹き抜けのある住まいづくりの参考にしていただけましたら幸いです。

 

こういった、

「引っ越してはじめて気づいた。」

ということは、往々にしてあります。

 

カタログや説明だけではどうしても本当の使い心地までは伝わらないからだと考えます。

 

そういったお客様のご不安を取り除くためにも弊社では、1階部分をそっくりそのまま再現した「体感型ショールーム」をご用意しております。

 

まだ何も決まっていない方でも大丈夫です。

 

まずは一度、WOOD BOXの体感型ショールームで理想のマイホームのイメージをふくらませてみませんか?

 

楽しみながら心地の良い住まいづくりができるよう、精一杯お手伝いさせていただきます。

 

 

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スタッフ一同、コロナ対策を万全にしてお待ちしております。

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三浦 祐輝
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